話はちょっと子ども向け。
のように思えるけれど、描写からして子ども向けとはあまり思えない。
テーマは「嫌なものにはイヤと言う」だったり、自分が自分に作っている限界を突破するという感じ。
というかそもそも限界とは自分で決めるものであって、他人が決めるものではない。
大人も子離れしないと、無意識のうちに子どもの限界を決めちゃうので早いうちに自立を促したほうがいい。
ところであのRevolting Childrenのダンスシーン、メイキングを見るとなんと200人もの子どもたちが実際に踊っているという事実に驚きを隠せない。
あのセットの中で子どもたちが踊り、その間をステディカムで縫うように撮っていく技術が凄まじいし、それだけで感動する。
CG技術がたくさんある中で、ダンサーをCGで補わずに実写で撮ったというのは、まさに映画史に残る名シーン！
この歳になると、みんなで協力して何かを成し遂げる姿にとても弱くなる。
