LEO

マチルダ・ザ・ミュージカルのLEOのレビュー・感想・評価

4.1
本を読むことが大好きな天才少女マチルダの周りは、自分勝手で思いやりのない両親や凶暴で意地悪なトランチブル校長など酷い大人ばかり。
でもマチルダは挫けない。
虐げられ酷い目に遭わされながらも、優しい先生ミス・ハニーや移動図書館のミス・フェルプス、そして小学校の友人たちに支えられて自らの運命を切りひらいていく!…という話。

こう書くと『おしん』のように耐え忍ぶジメっとした話に見えるが、そうはならないのがロアルド・ダールのお話。
やっぱこの人の作品好きだわ〜。

先日、渋谷のシアターコクーンで観た舞台版が素晴らしかったから映画版も是非!と思って観てみたけど、映画版も面白かった🎵
とにかくどちらも子役達の演技が素晴らしい!
どうみても子役に負けないよう大人が引っ張られてるって感じだもの。

監督のマシュー・ウォーチャスって舞台版「マチルダ」も手掛けてるんだね。
どうりでミュージカル版のツボをついてると思った。
ちょっと舞台版と違ってマチルダの頭脳明晰さより“あの能力”の方がフィーチャーされすぎだった気はするけど、これは好みの問題だろう。

子供たちが華麗に決めるダンス、そして色とりどりの美術と衣装、ポップな音楽と、全てが絶妙に相まってキュートで楽しい作品に仕上がっている。
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