えんどー

海辺のオクトパスのえんどーのレビュー・感想・評価

海辺のオクトパス(2019年製作の映画)
4.1
BS松竹東急にて視聴。

幼馴染の男の子と女の子が海辺で無邪気に遊びまわり、大人たちからは邪気に扱われる始末

そんななか、父親はボートで釣りに行くというので、俺たちも連れてってくれ!と悲願するも、お前はまだ子供だろ!それに去年は魚が怖いと泣いていただろうと「子供扱い」をされて笑われてしまう

そらならと、おじいちゃんの家にある釣具をひっそりと盗み2人で魚釣りへ

そして見事にエサに食いついたが、子供の力じゃどうしょうもなく、ボート釣りから戻った父親や周りの助けを得ながら「タコ」を釣り上げる

先ほどまで子供扱いしてた大人たちが「よくやった」と褒め、少し大人へ成長した満足感に溢れる2人

だが、釣って終わりではないと言い、タコを食べるために大人たちは、コンクリートにタコを何度も叩きつけ、子供たちはドン引きして映画は終わる

大人になりたい子供たち、だけどこんな大人にはなりたくない…といった感情が感じられた映画でした。
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