（ネタバレありです）
山田裕貴という人は
いろんな役をやりますなあ…
序盤は一体どういう設定の
どういう生活なのかわからなくて
モヤモヤしましたね
ちょっと説明が無さすぎなのでは…
時系列を変える必要あるのかな？
バカなのでしんどいんですよねこういうの…
つーか松本まりかが
「ノックも呼び鈴もなく入っていいよ」だと？
そんなのうっかりお風呂に入ってるときとか
着替えてるときに入ってきちゃって
「キャッ！エッチ！」
「ご…ごめん！」
の展開しか考えられないじゃないですか！！！
誘ってるとしか思えないじゃないですか！！！
まりかちゃんはドスケベ…っとメモメモ…
実際まりかちゃんのお風呂あがりに出くわして
ドッキドキの展開があったのですが
何事もなく終わってしまうのでした…
子供はもう寝た？とか聞いといて…
ま…まあいいですけどね
ボクはそんなのは別に全然ちっともさっぱり期待してませんから…
で海に行って山田くんと子供は
びしょ濡れになったけど
帰りは同じ服だったじゃないですか！
どうやって服を乾かしたんですか！
脱がないと乾かないはずですよ！（←お前の頭の中いつもそれしか無いんか）
「ほら脱がないと風邪ひくわよ」
「い…いや…でも…」
「なーに恥ずかしがってるの！」
「ちょ…！ちょっと！」（むりやりズボンを下ろされる）
どうしてこれが無いんですか！！！
そこへ子供が無邪気にハダカで走りまわって
横切ることで見えないとかいう演出でいいじゃないですか！
あんまりボクをがっかりさせないでくださいよ！
あと旦那が寝てる間に
一緒にお酒を飲むとかもう！
いちいちいやらしい展開の一歩手前まで行くんですよ！
鳥の発情期の話とか
子供は１回寝たらなかなか起きないとか
「一緒に食べたいよ」とか
（フラグが）立ちまくりの展開で
純情なボクをひたすら惑わせまくりなんですよ！
で焦らしに焦らしまくって
どうせまた寸止めなんだろと思いきや
中盤にいよいよそのときが来ました！
これが「やるならやる！」のレベルに
見事に達していたので
まりかちゃんの両肩をガッチリつかんで
顔を覗き込みながら
「セクシーで良かったよ…」と
甘い声でささやいてウインクしてあげたいです（ホラー）
でもここは窓が開いてることを
気にしていたわけだし
鳥さんの啼き声の出番だったんじゃないんですか！
せっかくの前フリがあってこのタイトルなのに…
非常に残念なところでした
よくあるパターンの
女性のほうはドライでさらっとしているのに
男性はしつこく求めてくる…
みたいなのがここでも描かれるわけですが
まりかちゃんはダメよ～ダメダメ！と言いつつ
口を開いてチュッチュされるの受け入れてるやんけ…と思ったら
案の定数秒でメロメロのメロリンQとなって
「好きにして！」と言って
ウフンアハンのイヤンバンカ～！と
なってしまうのでした
まりかちゃんはキッス大好きの
生粋のドスケベ…っとメモメモ…
しかし濡れ場というのは１回そこそこ濃密なのを描いたら
あとはもう適当にカットしてもいいかな～
とかいう風潮なんですかね
どの映画でも２回目からはバッサリ終わるのが基本な感じがしますね
まあその濡れ場の過激さも
本作の特筆すべき点なのですが
まりかちゃんと子供と山田くんとの
３人のだるまさんがころんだのシーン！
これがこの作品で一番良かったところかな～
みんな生き生きとしたいい顔をしています
演技がどうこうを超えた名シーンでした
もしかしてここで何となく
終わっちゃうパターンなのかな…？
まあでもそれでも幸せないい終わり方なのかも…
と思ったくらいです
なのでこのシーンが意外な形で邪魔されるのはちょっと
もったいないかなとも思いました
ここで暴れられて
めっちゃイヤな終わり方になるのかなと
ヒヤヒヤもしましたね
お前はそれよりも前のシーンの
幼女たちとのだるまさんがころんだのほうが
羨ましいんちゃうんけ？と言われそうですが
そんなことは絶対ちっとも全然まるで
少しも微塵もこれっぽっちもありません
あと自分はタバコを吸わないのですが
中村ゆりかがタバコを吸う仕草は
明らかにヘタクソに見えました
映画やドラマで吸えない人に無理やり吸わせる意図が
いまひとつ理解できないのですが何なんでしょうか？
でまあ終わり方はあんまり好きじゃなかったし
クラゲのこともそんな引っ張る必要あったのかな？とか
そもそも藤田朋子の必要性あったかな？とか
いろいろあったけど
ふたりの結論は落ち着くところに落ち着いたし
これでいいのかな…なんて思ったのでした
それに松本まりかがキレたり豹変したりせず
平和にほっこりと終わりを迎えるのが
ちょっと珍しい気がしたから
これはこれで良かったのかな？という印象の作品なのでした
それから…
実を言うと山田くんが出ること以外は
何の情報も持たずに見たので
最後の最後に城定監督の作品とわかって
「えっ！」と思わず声を上げてしまったのボクなのでした…
