原作は未読。
職場の上司に彼女をとられ、フラれたなかなか上手くいかない作家。むしゃくしゃして自暴自棄になる。そんな男が、彼女を取られた男の奥さんと子供を家に居候させる。奇妙な3人の話。
それぞれ人間を丁寧に描かれていて、最後はしっかりした回答を出さずに
それでもいいじゃないか、と言う結論に落ち着く。城定監督すばらしいなあ。
人は完璧じゃない。感情が荒ぶって、彼女の浮気相手かもしれない人を殴りに行ったり、種類は違えど取り返しのつかないことをやってしまう。でもそれでも生きてく。
これぞ映画って感じ。良い映画だった。
タイトルがなぜこれなのか、も考察の余地ある。