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野いちごのfiorinaのレビュー・感想・評価

野いちご(1957年製作の映画)
4.6
名誉博士号の授与式に車で向かう老教授イーサクの1日を描いた作品で主演は本作が遺作となった「スウェーデン映画の父」ことヴィクトル・シェストレム

現実と回想シーンの描き分けや針のない時計が象徴的で、生きながらの死と死んでいるのに生きているといったテーマの融合がお見事

映像面でも光と影のコントラストが素晴らしいしキューブリックが自身のベスト10映画に挙げているのも頷ける
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