「青春とは自然に終わるものではなく"自らの手で終わらせる"ものである。」
そんな事を言いたげな四人の男女の青春群像劇。
2本同時タバコもしゃっくりかくしゃみかわからんあの謎の「ファック」みたいな言葉も、あのひと時の情事も「死にたい」ということばもそんな青春の十字路に立たされた彼らの迷いの表れなのかもしれない。
そして、そこから各々の答えを見出す術がみんな別方向にバラバラでそれぞれがスッキリして呆気なくもあり、それがとてもリアルだった。
それにしても、特に二日目は4人中主人公リリコにとってはめちゃくちゃ濃すぎる一日だな。
まぁ「高校生時代の片思いに告白しに行く。」などと無暴な目標を掲げた親友にとっても大概濃い1日だったけどだったけど待ってる時間もああいう事態になったし、あの人にも会うしで一生忘れないだろう。
にしても主演の有里まりなさんが上映後単独で舞台挨拶をしてくださったのだが、本編のクールな役柄とは違って終始にこやかだったのにギャップ萌えしてしまった。
