2023/02/12(日) 20:45 ～ 23:45 鑑賞。
封切り後直ぐ観る予定がのびのーび、で
やっと観てきた…😅
昨夜は仕事終わりに「バビロン」で3hオーバー。今夜も仕事終わりに「レジェバタ」で3h近く。。。
東映創立70周年記念作品。気合と資金を掛けて望むのは、織田信長/キムタク×濃姫/綾瀬はるかの30年に渡る2人の歩みを描く。
実はかなりの資料が残っているらしく
今まで小説、映画、ドラマ、ゲームetc…と
様々な媒体で擦られまくった織田信長。
に対して史実的にはほとんどが謎の濃姫の
ストーリー、ではあるので脚本は難しかった
だろうな、と😅
戦国の有名人、とほとんどアンノウンな奥方のお話なので信長の史実、に齟齬が出ないようにバランスを取ったオリジナルストーリー。
それを踏まえた上でトンデモ時代劇、
として観ればぜんっぜん有りです、アリ！
・合戦はほぼ無し。
上記のように信長×濃姫の壮大な夫婦愛、がメインなので史実の戦はダイジェストで触れるのみ。「るろ剣」の監督だけにアクションに期待が集まるのも私を含めあるのですが、
アクションシーンはあれど控えめ。なれど、
見応えは充分😊
・セット、衣装等美術が素晴らしい
CGは多用していても、安土城ほかセットはおー！ってなった。市井の人々の表現も生活感が感じられて良かった。
・キムタクノブナガ
キムタクのキムタクらしさ、はたまに垣間見えるも"何をやってもキムタク”ではもうない、と思う。織田信長のイメージ、と言えば、
"鳴かぬなら 〇してしまえ 不如帰”なんて言われるように第六天魔王、と自称し逆らうものは女子供も容赦しない、なんてのがほとんどなのに、本作の信長像、は新しい解釈で私は凄く良かった！16歳の信長、から話は始まるので
そこからキムタクなんだけど、さらにチャラい久利生公平、みたいなとこから、魔王となり威圧感を発する晩年までしっかり演じわけていて凄かった。
・濃姫はるか
バタフライ、なので帰蝶、と呼ばれるシーンもあるかと思ったらついぞ呼ばれず(笑
綾瀬はるかの表情、所作、台詞まわし、どれをとっても素晴らしい！戦国時代、と今では想像もつかない程のガチガチの男性社会、において
彼女の毅然さ、は現代の女性にもかなり好意的に受け入れられると思う。綾瀬はるかがとにかく素晴らしい。
・その他のキャスト
明智光秀の描写、は秀逸。本能寺の変を起こしたハッキリした動機もどうやらかなり謎らしい？ので、ミステリアスで不穏な感じが良かった。徳川家康もお見事でした😊 いや、あれわからんよ…😅 森蘭丸も良かった。
私の大好きな橋本じゅんさんは今回も素敵でした。が、総じて皆さんおヒゲやら何やらでメイクされているので、クレジット見てあー！あの人！
って思うことしばしば。
とくどくど書いておいてネタバレ！
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・合戦なし、はわかった、けど
合戦シーンが無いのは知ってたけど、
今川義元、斎藤義龍、浅井、朝倉、など
信長と戦った有名武将は出ず。
鉄砲の画期的な使用法にて武田の騎馬隊を打ち破った、と歴史で習った「長篠の戦い」等
割と有名なんでは？なエピソードも端折られてて信長×濃姫の夫婦愛に全振りなんだな、と
改めて感じた。歴史、時代劇ファンの方々の
不満ポイントはここなのかな？とも。
・夫婦愛？夫婦漫才？
序盤は割とコミカルな展開も多く、劇場で声出して笑ったシーン多し。
お互い反目しながらも惹かれあぅ所が良かった。
・中谷美紀！
素晴らしい。
尾張は終わ…のくだりは不覚にも笑った
・魂を掴んだ
お互い変なプライドがあって正直に言えないところ、は見ていてもどかしいけど、よく分かる。濃姫を見送るしか出来ない信長が短刀の柄を噛んで耐えるシーンが切ない。
お互いがお互いの魂を掴んでいたんだと私は思う。離れて暮らす二人の描写が泣きそうになった😢
・夢オチシーン
実はこれも他の方のレビューで知っていた😅
まんまタイタニックやん（笑）
良いシーンだけど夢オチなんよね…と思いながら見るのは辛い。
しかも夢オチなのにまあまあ気合いが入ってんな！と笑ってしまった。
・ラスト
切腹ちゃうんや！ってなった😅
音響はそのままにエンドクレジットが流れ出すのは余韻があるなぁ。。。と思ったけど
切ない😢
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3時間は長いかな？と見る前は思ったけど
キムタクと綾瀬はるかの目力、演技に引き込まれ
割とあっという間。
戦国時代なのに合戦シーンがない、チャンバラが少ないのはクリープを入れないコーヒー(例え古！のようなものなのかもしれない。
でも織田信長と濃姫の短い生涯の物語は
激しく優しく華やかで儚く切なく
ココロに残った。
オマケに「織田ちん」と書いた
信長と濃姫が馬にタンデムしてる可愛いポチ袋頂きました😊
※余談！
映画封切前のキムタクのラジオ番組に
ゲストで伊藤英明が出演した際、
キムタクと初めて出会ったのが男性トイレであり、キムタクから掛けられた最初の言葉が「スティーヴン・タイラーに似てるよね？」だった、というエピソードにエアロスミスの大ファンの私は死ぬほどウケた（笑
日曜日のレイトショー、の為か、田舎だからか、私含めて5名の客入り…。
私以外はシニアのカップル。。。
私の贔屓の映画館はいつか無くなりはしないか、と帰り道いつも不安になる…。
