天下布武の壮大な野望の奥に、名前も地位も全て捨て、幸せに暮らすという小さな夢があったんだね。
この作品での信長公は、小姓達とワイワイ騒ぐキャラで、しかも随所に笑いを誘うコミカルな演出で、強く孤高なイメージと全然違いました。
そこで、人間らしい信長というところに印象を切り替えて観ると、しっくりハマるかな。
少し自分の中の信長像と違って、違和感の残った作品ながら、帰蝶の黒地に金糸の打ち掛けや、アクションにポイントを置いて観ると楽しくみられるかも。
スケール感と引き換えに豪華なキャスティングのしっかりとした演技に引き込まれる作品。
微妙に引っかかるストーリーでレビューが難しい…
