パルパティーン

金の国 水の国のパルパティーンのレビュー・感想・評価

金の国 水の国(2023年製作の映画)
4.0
今月気になっていた作品ラストの金の国水の国!メッセージ性の強い映画だった。人を見た目で判断してはいけないということである。心が綺麗な末っ子王女サーラと人当たりの良くて賢いナランバヤル。こんな綺麗な主人公たちやその両親が現代にもいらたいいなと思える作品であった。

村の筋肉もりもりお母さんがもうジブリでよく見るお母さん像でしかなかった。これを思った人は自分だけではないはず笑。
そして、お互い犬の子や猫の子を送り合うというのは笑える。ここまで仲が悪いってよっぽどなんだろうなと伺えてしまう。

嘘の恋愛からほんとの恋愛に変わって行くのはキュンキュンするし、見てて朗らかに感じる。ナランバヤルのお母さんもサーラにそっくりであの家系は朗らかで中身が綺麗な女性が嫁いでいくんだろうなー。父親がもう清らかなので、息子もそのように育っていくのが目に見える。幸せって人それぞれだけど、その時の楽しみや一瞬の快楽ではなく、ずっといても楽しくて中身が綺麗な人と結婚するのがいいのかなー?結婚ってなんなんだろうな。

映画中に歌われていた曲が良かったし、ハッピーエンドで心が綺麗になったような気がした。疲れている時にパッと見れる映画でもある。


2023年6本目