パピワン

金の国 水の国のパピワンのレビュー・感想・評価

金の国 水の国(2023年製作の映画)
3.9
日曜日…月曜からの憂鬱な仕事に備え、パピワン家ではゆったりと過ごすのが慣例…

が!!!
今日!!!妻に見たい見たいと駄々をこね!!急遽この映画「金の国、水の国」を見に行く事に!
それはなぜか…

そう!!!この映画のヒロインのサーラ王女が妻にそっくりで超見たくなってしまったのだ!!
キャラデザに惚れ込んだのみで、原作は未読なのはもちろん、内容の情報もほとんど知らず、勢いのみで見に行く事を決定したので、つまらなかったらどうしようとドキドキしたよ…

結果!!面白かった!!
泣けるわけでもなく、特段すげー良かった!というわけではないが、ジンワリと良い作品だったと思える映画だった!
117分映画。
仲の悪い2つの国の男女の物語と聞いて、ロミジュリ、ウェストサイドストーリー系の話かと思ってたぜ!

とりあえず、あらすじ!!
2つの国。
商業国家として繁栄しているアルハミト(金の国)。
自然豊かで水が豊富なバイカリ(水の国)。
この2国は、昔っから仲が悪く、犬のウンコ、猫のオシッコが原因で戦争を起こすほど…

そこで、両国は国交を断絶するためにベルリンの壁的な壁を設置!
争いを無くすためにある取り決めをする。
それは、アルハミトからバイカリには国1番の美人を嫁がせる。
バイカリからアルハミトには国1番の賢い男性を婿に出すというもの。

そんな悪しき慣習を行い、アルハミトの第93王女サーラの元に送られてきたのは、なんとイヌ🐶!!
バイカリに住む青年設計技師ナランバヤルに送られてきたのはなんとネコ😸!!
そう、お互いの国のトップである国王と族長は相手を舐めくさり、戦争を仕掛ける火種にしようとしたのだ!

なぜ、両国はそんなことをしたかというと…
商業国家のアルハミトは物品が集まり栄えてはいるが、周りを砂漠に囲まれ、水がない状況。
かたや、バイカリは自然豊かで水が豊富だが、アルハミトに交易ルートを封鎖され衰退してしまう運命にあった。

だが、イヌ、ネコを送られてきたサーラ、ナランバヤルの2人は、そんな戦争の火種を避けるべく、お互いに美人、頭脳明晰な婿が来たと嘘をつく。
サーラの意地悪な姉の思惑のために、サーラとナランバヤルは偶然に出会い、偽装夫婦を演じる羽目になる…

そんな2人の平和を願う優しい嘘が、2つの国を巻き込んだ騒乱へと繋がっていく…

てなーーお話しだな!!
内容自体は、普通からちょっと良作くらいの映画。
が!!劇場に見に行ったのと、ヒロインが妻にそっくりてので、甘々に加点している要素がある!

ヒロインのサーラ王女が見た目だけでなく、性格も妻に似ていてニヤニヤしながら映画見ていたぜ!
背景、風景、BGMが良くてそこも加点要素だな!
内容自体は、身分違い、争うグループに所属する者同士の恋という古典的な要素なので、もう1捻りあったらなお加点したかな。

劇中のキャラがみんな良く、意地悪な姉、イケメン俳優野郎が美味しい役回りなのは良かった!
この2人の関係性が意外にも良かったのは、想像してなかったな。

まったり、安心して見れる良き映画だった!
お家サブスク映画も良いが、劇場に観に行くのもやっぱり良いな!
以上!!駄々こねパピワンでした!!
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