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金の国 水の国のmakoのレビュー・感想・評価

金の国 水の国(2023年製作の映画)
4.0
《恋に落ちた。国が動いた。》
◎80点

原作は、「この漫画がすごい!(オンナ編)」史上初2作連続1位を獲得した岩本ナオ原作。未読です😅
2017年(「金の国水の国」)、2018年(「マロニエ王国の七人の騎士」)。
アニメ制作会社は、マッドハウス。(『時をかける少女』『サマーウォーズ』他)
監督は、渡邊こと乃。(「ちはやふる」「俺物語!!」


登場人物
✤サーラ(CV.浜辺美波)…アルハミト国(金の国)の第93王女。食べることが大好き。おっとりな性格で気が優しい。
✤ナランバヤル(CV.賀来賢人)…バイカリ国(水の国)随一の賢さを誇る建築士。口が達者なお調子者。
✤レオポルディーネ(CV.戸田恵子)‎…金の国の第一王女。
✤サラディーン(CV.神谷浩史)…金の国のイケメン左大臣。
✤ライララ(CV.沢城みゆき)‎…金の国のため暗躍する謎の存在。
✤ジャウハラ(CV.木村昴)‎…金の国の学者ナランバヤルに協力する。

国交が断絶し一触即発な状態の2つの国で巻き起こる物語。
敵対してるから、どんな人が住んでいて、どんな所に住んでいるのか、互いの事を何も知らない。
そんなある日、ひょんな事からサーラとナランバヤルは夫婦を演じることに。
サーラはバイカリ国で、豊かな自然と人々の優しさを知り、ナランバヤルは栄えたアルハミト国で、煌めく建物群や活気ある人々を見て感銘を受ける。

知らない国というのは得体が知れない。だから警戒し、不信を抱く。
でも知っていればそれらは緩和する。
国だけでなく、そこに住む人々の事も。

サーラに対するルッキズム的な描写、台詞がありましたが、外見より中身がやはり大切よね、と思わされる。サーラはふくよかなだけで品格は素晴らしい✨

純愛あり、ユーモアあり、策略あり。
面白かったです♪
ほっこりする映画でした。

劇中に出てくる建築士が安藤忠雄さんに似てました笑

美術、映像も良かったです。
2つの国の美しさ、世界観、とても良かったです。
音楽も良かったです♪
劇中曲、テーマ曲、それぞれ良かったです。
琴音さんが歌う「Brand New World」、ほっこりするような柔らかい歌声で素晴らしかったです✨
お勧めします♪


観客 7人
劇場鑑賞 #17
2023 #18
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