おりひめ

金の国 水の国のおりひめのレビュー・感想・評価

金の国 水の国(2023年製作の映画)
2.5
物語 5点
配役 4点
演出 3点
映像 8点
音楽 5点
---合計25点---

童話的な作りは悪くないが、キャラクターの掘り下げが少な過ぎて心の機微が唐突。また、演出の方向性から思っていたよりも子供向けな作品という印象を受けた。というより、作品が意図していない重厚感を、私が勝手に求めてしまっていた。個人的には主人公二人が手を取り合ったことによる敵国同士の和解と水路建設という大事業の成功をもっとドラマチックに描いて欲しかったのだが、本作の本質はもっと軽やかに、人の温かさや恋の芽生えを描くことだったのだろう。
劇伴は流石のEvan call氏の作であったが、歌入りの曲が個人的にノイズだった。配役は他が豪華なだけに、浜辺美波さんの下手さが悪目立ちしていた。
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