全体的にほんわかとした童謡みたいな世界。
岩本ナオの原作は既読だったが、映画化するにあたって上手く脚色されており、非常に観やすくなっている。
近年では珍しく本当に毒のない王道ラブストーリーで、優しくて温かくて、ちょっぴり涙が出る。役者の演技が上手い。
一応やや社会的(?)なテーマ性もあり、対立を解消する1番の特効薬は、個々人が相手を思いやる気持ちなんだ、というメッセージも込められていると思う。
もう少し大きくなったら、子どもと一緒に観たいなぁと思った。小学生くらいのお子さんと一緒にみると素敵な時間を過ごせるかも。