アキラ100%の代表作『丸腰刑事』のヒントが隠されているかもしれないと思い鑑賞。当然の如くそんなことはなかったのだが、しげるが役者としていい顔してて良かった。
ただ、例えばしげると相方がヤクザの事務所に乗り込む場面。しげるが下っ端ヤクザを挑発して小突かせて、相方と「あー傷できてるわ〜」「業務執行妨害もプラスだわ〜」とオフビートな笑いを誘う件があるのだが、小突いたヤクザ含め周りの人間がみんな棒立ちなのね。つまり、画面の中心以外の人物には全く演出がつけられていないということ。上記の件なんかは、小突いたヤクザもやりとりに直接関係しているのだから、画面の中心でなければならないはずの役者にも演出がつけられていない。