ぴがし

バーバリアンのぴがしのネタバレレビュー・内容・結末

バーバリアン(2022年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ジャンルが何かもわからず、「民泊泊まろうと思ったら他の客とダブルブッキングしてからの〜」と言う情報だけで「人怖系かな?」と思いながら鑑賞。
面白かったんだけど、そして、久々にちょっと途中で怖くなっちゃって最後まで見るか躊躇したくらい怖かったんだけど…。前半部分、キースが死ぬところまではすごく丁寧なホラー、サスペンスって感じだったけど、「なんか中盤以降は監督も製作陣も変わっちゃいました?」て感じるくらいテイストが変わって、いきなりB級感が溢れ出してきて、最後の最後はもうコメディ映画になってて唖然としました。この作りはわざとなの?本当に最初からこのラストに持っていきたかったの?そこがすごい謎。なんかに似てるなぁ〜、て思ったら、うすた京介の漫画の、途中で無理矢理テイストを変える回と似たような後味。いやあ、面白かったから別にいいんやけど、キースが死んだ後、そのままホラーに全振りで作り直したらそれはそれで傑作ホラーが出来上がるんじゃないだろうか。
途中から回収できない要素が散らかりすぎてて、その辺の説明はもうちょっと欲しかったなぁ。

ダブルブッキングしてしまってたのは管理会社が適当だから。まあ納得しておこう。

あの怪物やジジイは普段何食べどんねん?買い物とかどうしどんねん?

警察はなぜあそこまで無能なのか?あまりの無能さに「これは警察もグルで黒幕だな」と、あらぬ誤解をしてしまった。

怪物と言っても人間なのに、フィジカル強すぎるやろ。腕引っ張って引きちぎるとか、目ん玉ズボッ、頭蓋骨パカーンは流石にギャグでしょう。

前半の静謐さからは考えられない後半の荒れっぷり。悪くはないんだけどなんかちょっと違う気もする。

そういえばデトロイトって、なんか今大変なのかな?その辺も少し勉強しといた方がよかったか。
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