3つの視点(宿泊客テス&キース・オーナーAJ・元住民フランク)から描かれる作品。
中盤で突然場面と視点が変わった時は驚いて、数分前に戻して見直した。
だって唐突だったんだもん。
ずっとテス視点でいくと思っていたから。
あんな不穏感ただよいまくる空間で、ウッキウキで地下の計測始めるのはすごいな。
それだけ金銭的に追い詰められていたんだろうけれども、はっきり言って自業自得なのよ。
嫌がっている女性に行為を強要するのは訴えられて仕方ない。
それでも同意と言い張って認めないのが気持ち悪い。
「ここなら安心」というフラグ回収の早さには笑ってしまった。
ものすっごい回収が早いし勢いあるし。
でもその男性、助けてくれた良い人だったのでどうせなら糞オーナーを叩きのめせば良かったのよ←
AJも糞だけど、フランクもすさまじく糞。
まじで何してんねん。
どれだけの被害者が出ていたんだろうか。
化け物のような状態になってしまった娘?孫娘?が可哀想すぎる。
教育も愛情も受けることができないまま閉じ込められて、性的虐待まで受けて。
大暴れしまくってるのは”マザー”だけど、あれだけ広い地下空間だし、大量の被害者(拉致監禁)をフランクは出していたようだから…実は他にも生存者いるんだろうか?とか考えたり。
ってかフランクは食事どうしてたん?
それにしてもマザーの”自分の子供”と認識したものへの愛情はとても強い。
ミルク飲まなければ直接授乳も厭わない!(やめてあげてください)
何よりもテスを身を挺して守った姿が切ない。
まあ直後にAJへ目潰しするだけの元気さがあるのは想定外だった。
あれか、私の赤ちゃん(テス)に何すんねんっていう怒りの目潰しか?
自殺したフランクは絶対悔いてとかじゃなくて、事態が発覚するだろうと考えて諦めてだろうな。
とりあえず個人的には怖いというよりも胸糞要素が印象に残った作品。