低予算ホラーで、面白い。
「オペラ座の怪人」以来の地下に棲む怪人だが、構成が楽しい。テンションの上がるシーンで突然視点が切り替わり、最後に三つの視点が合致する。
題名のバーバリアンは、野蛮人・未開人と、デトロイト近郊ブライトムーアのバーバリー通りに棲む人（？）を掛けているらしい。「8 Mile」に出てくるようなゴーストタウンの街が、物語にリアリティを与える。
デトロイトの荒廃はロボット産業都市となってから救われたように思っていたが、郊外にはこういう場所もあるらしい。
監督・脚本のザック・クレッガーを追いかけたいが、wikiにも出演作2本と俳優・監督とあるだけで、情報がない。
