ベル

バーバリアンのベルのネタバレレビュー・内容・結末

バーバリアン(2022年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

まさかのダブルブッキングでひとつ屋根の下、見知らぬ男女2人はそりゃあ偏見だけど男性側のキースを疑ってしまうよね…。紳士的な態度も絶対裏がある!って思い続けて、地下室の化け物に殺されて漸く「疑ってごめんー!」ってなった。

何でテスとキースが泊まった家だけ綺麗で周りは廃墟なのかとか、地下室の老人や怪物が何でそこで住むようになったのかとか、諸々もう少し深くやっても良かったかなって思うし、回収されてない伏線は結構多かった印象。不完全燃焼は否めない。

個人的にはAJの所はもっと短くても良かった気がする。出だしから何かなぁっていう印象だったけど、後半怪物に襲われた時、テスを置いて真っ先に逃げるし、挙句の果てにテスを囮にするし、もう本当に本当に最悪な下衆男で、見てるだけでイライラした!!怪物にやられて当然!!
ただ、初めて見た謎の地下室に怯える事もなく、売家としての面積に含める事が出来るかひたすらメジャーではかる所は少し笑えた。後怪物にあやされてる所も。

最後、我が子の様にテスに接してた怪物が切なすぎた…。落下したテスを庇って下敷きになった所は間違い無く母親だったし、テスを連れて一緒に帰りたかったんだよなぁ。キスからの「バイバイ」、銃で撃たれるの流れは相手怪物なんだけど悲しい…。泣けるホラーだなんて聞いてないー!
ベル

ベル