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バーバリアンのharuのネタバレレビュー・内容・結末

バーバリアン(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

うちのママは力持ち!

仕事の面接のためデトロイトで民泊することにしたテス。ところが予約した家には先客が…!どうやらダブルブッキングらしいが、近隣のホテルは満室で、もう夜も遅く不動産屋に連絡がつかない。テスは仕方なく見知らぬ男キースとこの家を共有することにしたが…

「イット」のビル・スカルスガルドと、「Mr.タスク」のジャスティン・ロングだなんて、面白くないわけがない!
ということで、前半は「危機管理能力における男女の違い」、後半は「海より深いママの愛情」が描かれる、笑えるほどに怖いホラー映画です。なぜ彼らは明らかに罠としか思えないヒモを引っ張り、一寸先も見えない地下室を進むのか。全く理解できませんが、彼らのおかげで地下室の秘密が暴かれます。暗闇の先にいたもの、それはイケメンの顔を躊躇なく粉砕する怪力ママでした。車に轢かれても、そこそこの高さから落ちても死にません。愛が深すぎるぅ…!
さてテスはホラー映画の主人公にしては、珍しく慎重派。一方、彼女と恐怖を共にする男2人が危機管理底辺。統計的に女性の方が危機管理能力が高いらしいんですが、テスが言っていたように、女性は男性に比べて弱いから、その分警戒しないといけないからかも。前半のキースの行動が男性の目にはどう映るのか、気になりました。
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