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ブロンドのPのレビュー・感想・評価

ブロンド(2022年製作の映画)
3.3
長い(挨拶がわりの尺への不満)

なんか、2022年にマリリンを性的消費してしまったという罪悪感…。このグロテスクさを顕にすることが製作者がやりたかったことなのかな。ジュディといいマリリンといい忘れてはいけないことですね。若い役者たちは守られなければならない。
ところで実在人物の名誉てきなものが気になる…。(ディマジオとか)

気持ちとしては(未来にこのような遠慮のない作品が作られて)ノーマがかわいそう、と思う。ロシア文学が好きな1面もあったの?知らなかった。前半細いな〜と思ってたら後半どんどんマリリンに迫ってきてすごいなと思った。好きなひとをパパと呼ぶのがせつない。

谷川俊太郎はOdeという詩でマリリンを
マリリン 幻のマリリン
この時代の最も痛切な regret
と読んでいます。忘れない。
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