この作品ってどこまでが史実で、どこからがフィクションなんだろう。マリリン・モンローってあのスカートふわりの印象しかなくて、こんなにセックスシンボルとしてだけ見られてたのか。ケネディの件とか本当なのかな。
最初から最後まで終始かわいそうで、特に1回目の中絶以降はどんどん悪い方向に行ってて、最後の1時間くらいはもう訳がわからないくらい視界ぐらんぐらんのシーンとかも多かった。裸のシーンとかもちょっと多すぎない?笑
もう少しマリリン・モンローがどんなチャーミングな一面を持っていたのかとか、周りの人が知っている意外な素顔とか、そういうのもあったりしたら、光と影的なストーリーになってメリハリついたかも。
旦那さんのことをダディと呼ぶところ、そして「泣いている父は存在しない」っていうところの絶望感。
アナ様の代表的な主演作品になると思われる本作。アナ・デ・アルマス自身の出来はものすごい良かったし、美しすぎるし、文句のつけようがなかった。が、絶望続きの3時間弱、もう少しやりようがあった気がする。