りこ

ブロンドのりこのネタバレレビュー・内容・結末

ブロンド(2022年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

長めの映画を見るのは久しぶりで、たまたま眠れない夜に見てみたら結構重くてさらに眠れなくなりそう、、

マリリンモンローのこと、この映画が酷評されていること、映画の内容をあまり把握してないで見たので、見終わった後酷評されてると知って少し驚いたけど、
伝記に基づくというのが、エンドロールにならないとわからなかったので、確かにわたしみたいに何も知らない人はこれがマリリンの人生だと思っちゃうよな〜と。

マリリンがひたすら辛い目に遭っていくのを見て、ずっと続きを見るのが怖かった。場面でモノクロ、カラー、セピア?とコロコロと画面が変わっていくのが印象的で、どういう意図で区別しているんだろうと思ったけど、さいごまでわからなかった、、マリリンの想像や妄想と現実(フィクションとノンフィクション)の境目をなくすための頻繁な場面転換なのかな〜

その時代は当たり前だったであろう映画業界の男性優位、女性蔑視の風潮はすごく伝わってきた。個人的には途中吐き気がするくらいの嫌なシーンがたくさんあった、、

主演のアナ・デ・アルマスの演技には終始圧倒。女優のマリリンの美しさも1人のノーマという女性の繊細さも見事に表現していた。映画は酷いと評されても、この女優さんには拍手送りたい!
りこ

りこ