ゆりな

ブロンドのゆりなのレビュー・感想・評価

ブロンド(2022年製作の映画)
3.0
アナ・デ・アルマスの演技以外酷評の本作。

冒頭から、まぁ胸が痛んで、浮かばれない気持ちになる。チャップリンの「街の灯」がチラリと映るが、光はあるのだろうか?と思う。これお母さん、アル中だったんだろうなぁ。
この映画が2022年に出たのは#metoo の流れもあったのかなぁ。

私自身、マリリン・モンローが大好きで、たくさんの映画を観たからこそ、裏側が辛過ぎる。
あのスクリーンの輝かしい瞳の裏は、マリリンの絶望があったわけだし、でもそれがなかったら今私は観れていないわけで……複雑。

えー!チャップリンの息子なの、すごーい!?とか思うも、これもフィクションらしく、フィクションであっても非常につまらない。
いや、3人で双子座と仲良くしてもいいけれど、嘘だし本当に3Pセックスがいらない。絆も深まった気しないしさ。
アーサー・ミラー役のエイドリアン・ブロディ、結構似てるんだな。

光があるから影があり、影があるから光がある……とほいえ、どんな人生にも幸福な瞬間や光はある。
だから、ほぼ暗いシーンばかり、かと言って真に迫る訳でもないと、何を見せられているんだ?とゆう気分に。

どんな映画にも良いポイントを見出せる私でも、本作はだめでした。
時折すてきだな〜〜っていう写真のような美しいカットがあるのだけど、アナ・デ・アルマスが美しいからなわけで。
ゆりな

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