イクミナ

ブロンドのイクミナのレビュー・感想・評価

ブロンド(2022年製作の映画)
4.0
かなしいものがたり
天童荒太『永遠の仔』だったかしら、児童虐待されているの子は母親に気に入られようと思って、行動すると。のっけから、微妙に異常な母親と子供の悪露のノーマ・ジーンのかわいらしい顔に浮かぶ不安の表情。泣けて泣けてしょうがなかった。それが全体をおおう。
シナリオもいいのだろうけれど、女優アナ・デ・アルマスの、体当たりの演技が、素晴らしく、のめり込んでみました。面白かった。泣いた。
と、投稿して、町山智浩さんの玉むすびをYouTubeで聞いたら、『ブロンド』は、小説であり、映画には、事実と反することがいっぱいあるという。「え?」である。でも、映画は面白かった。
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