マキッ

シャーキュラ 吸血鮫のマキッのネタバレレビュー・内容・結末

シャーキュラ 吸血鮫(2022年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

サメの方が吸血鬼よりも強い、当たり前だよなあ
人間に追い詰められた吸血鬼が海に落ちてサメに食べられた時に、サメと契約を交わして、吸血鬼は生き延び、サメはシャーキュラになったんだ。どういうことだ。サメが最初から上位存在として描かれているのはある意味斬新で笑ってしまうんだわ。
吸血鬼は人間に追いかけられて、崖側で投げナイフが脇腹に刺さったことで海に落ちていたが、そこは心臓に刺されよと思ってしまった。杭じゃなくて投げナイフ、かつ心臓じゃなくて脇腹という2重の定石外しで混乱する。でも最後は吸血鬼らしく十字架で殺されたのには満足です。めっちゃ往生際が悪いし、契約は必ず守ると言った数十分後にあれは嘘だとか言って晩節を汚していたけれども。
ポロニア監督がそういう傾向なのかもしれんが、主人公と思っていたら普通に死ぬ。主人公結構良いやつだったのにね。友達と意見が対立しているのに、喧嘩にはならず、雰囲気が険悪にならなかったのは少ない評価ポイントだと思う。
ところで、シャーキュラであることが何も活きていなかったな…。別に吸血するわけでもないし、噛んだ奴が僕になるわけでもないし、別に飛んでもないし。いや、クッソ雑なCGでパタパタ飛んでいたか。確かにあれだけのために、シャーキュラである必要はあったのかもしれない。
マキッ

マキッ