スマイルの碧のレビュー・感想・評価

気になってた作品。

思っていた以上にサイコ寄りで後味悪し。
狂気度かなり高め。

そういう空気感や血の出方はもちろんなのだけど、やはり一番怖いのは｢笑顔｣

本来、幸せ感の象徴である笑顔を真逆の最も恐ろしいものに仕立てあげた本作は、ある意味貴重かも。

でも、そんな新鮮な不気味さの表現が中盤過ぎて作り物感が強くなり、緊張感が薄れてしまった。

最初の感じのままラストまでいってたら、もうちょっとスコア伸びてた感じ。

ただ主人公ローズ、さすがケヴィン・ベーコンの娘と言いたくなる上手さだったのは確か。