ホラー映画にこう言っちゃうのもどうかと思うがちゃんと怖い。
そしてじっくりと丁寧に盛り上げた恐怖だったけどクライマックスで隠しきれなくなった制作者の本性が出たような感じ。
ジャパニーズホラーの雰囲気を組み込んだのかなんなのか恐怖の対象が幽霊なのか呪いなのか悪魔的なものなのかわからずフワッとしてるどうしようもないネットリとした怖さは嫌なもんだね。
ひとりにしか見えない幻覚とかにされちゃうと頭がおかしくなっちゃったと判断されてもしかたないと言わざるをえないかなぁ~。
順序立てて説明ができなくなったりそもそもまともに会話ができなくなるのもホラー映画のお約束だね。
セラピーの苦しむ患者に対して見方によっちゃ余裕綽々で精神が狂った患者と決めつけたような精神科医の態度って見てるだけで腹が立つというか嫌な感じあるよね。
とくに悪いことしたわけじゃないローズが孤立し追いつめられていくのはちょっとかわいそうだなぁ~。