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嘘八百 なにわ夢の陣のtakerattaのネタバレレビュー・内容・結末

嘘八百 なにわ夢の陣(2023年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

フライヤーデザインして、何だか面白そうと鑑賞。
プライムビデオにて。

検索したら三作あるようで、どうも最終作から観てしまったようで。
シリーズの残る他の作品も近いうちに楽しめたらと思う。


中井貴一先生と、佐々木蔵之介先生という
ベテラン俳優コンビ。
演技の安定感は、絶妙で、関西の古美術を軸に
そりゃもう、狐と狸の化かし合いみたいな展開。



贋作で一儲けと詐欺な輩と、
そこから、本物を取り返すのに、
詐欺師相手に、大芝居をし取り返せたと言うストーリーは、
番組制作や中継を敢行する際の、雰囲気はよく出ていて、映画の中なのに、TV番組の裏話を同時に観られるような面白さ。

西洋美術史は、美大進学した方や美学美術史学を専攻した知人にいるのもあり、多少の知識はあるが古美術は疎い。
◯◯鑑定団とかの番組の界隈しか知らない。笑

そんな私でも、とても楽しめましたよ。


男のなのにと、珍しがられるけれど
漆器や陶磁器は買うのが、結構好きで、

ものすごく高額なものは買えないけれど
日常使いの、白磁や、茶器などは

百貨店の売場で見付けて、買い抑えして
とっておいて頂き、お給料日後にお買い物。
^ - ^)o

そんな可愛い食器選び感覚に近い、楽しさと
器が持つストーリーって、指輪と似てて、どんな時代に、どなたに愛され使われてきて、今に至るか?って、有りえるよなぁ〜と。


ラストはこうなるのか!と、意見は分かれそうですが、
器が作られた時代の思いを、後世に遺し託すのを担う、古美術や骨董屋さんの
汲み取り贋作を許さない、審美眼が、現代から更に未来に
良いものを良いと正しく評価してるのを、改めて感じとれました。

現実は本当に良いものは、大富豪のコレクションになったりして、
もはや世間の目に触れない、お持ち物になりがちと言う意味では、

時代を背負った、秀吉公のお品物「秀吉七品」が世に出るって、
結構な大事件になので、

お?おぉ〜みたいな驚きが
見始めた最初に来て
ストーリー展開にのめり込んで行けるのは
いい筋書きだなと、個人的にはすごく楽しめました。

気軽に観て、しっかりしたストーリー性と
演者さまたちのお芝居が、
本気モードに芝居っぽく見え過ぎない、ベテラン勢なので
そこも安心して楽しめる作りになってます。

残る二作も早く観てみようと思います。

お勧めです!
^ - ^)ノ
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監督:武正晴
脚本:今井雅子、足立紳

音楽:富貴晴美
主題歌:桐谷健太「夢のまた夢」(ユニバーサルミュージック)

製作:與田尚志、依田巽、薮下維也、百武弘二、髙橋淳、前田裕幸、山岸忍、松下幸生、今村俊昭、山本正典
企画:大木達哉
エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫、松下剛
プロデューサー:佐藤現、横山和宏、永田博康
アソシエイトプロデューサー:下高原啓人
音楽プロデューサー:高石真美

撮影:西村博光(JSC)
照明:篠崎征司
美術:新田隆之
録音:鈴木健太郎
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
ヘアメイク:小沼みどり
スタイリスト:浜井貴子
編集:細野優理子
スクリプター:中須彩音
キャスティング:日比恵子
音響効果:齋藤昌利

助監督:稲葉博文
ラインプロデューサー:藤原恵美子
製作幹事:東映ビデオ
制作プロダクション:アークエンタテインメント
特別協賛:ワン・ダイニング
配給:ギャガ
製作委員会:東映ビデオ、ギャガ、読売テレビエンタープライズ、ポケット、ワン・ダイニング、信和ホールディングス、パシフィック、クオラス、朝日放送テレビ、グランマーブル、AFF2
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