やっぱりあの中島みゆきさんの主題歌「銀の龍の背に乗って〜」は良いですね。
この曲を聴くと、あの島の診療所の旗がはためく絵がすぐに浮かんできます。
TVシリーズで、美しい海のある孤島の医療ドラマという設定はとても良いなぁと思って見ていたけれど、あの少年「タケトシ」の医者を目指す逸話があまり好きではない。
医者になるのが目的なのに、そのためになんで東京の私立中学に行かなければいけないのか。
近県の県1番の学校に行ってたって充分医者になれる。その分お金を貯めておいて、6年間にも及ぶ長い医学部時代に備えておけば良いのに。
地方と東京は高校までの受験模様が全然違う。
それを東京から来たコトー先生が、「タケトシ君の学力はここでは勿体無い、東京に行くべきだ」的なことを言っていた気がする。
今回のタケトシを見て、無知な大人達に振り回された可哀想な少年がそこにいて、居た堪れない気持ちになった。
台風の時の診療所の場面はちょっといただけないし、出された薬をちゃんと飲まないで周りに迷惑をかけ、台風の中自宅に戻ってしまうお産婆さんにも怒ってしまうけれど(こーゆー人がいないとドラマは生まれない)
あの島民の方達の元気な姿と綺麗な景色が見られて、まぁまぁ満足で2022年最後の映画を終わらせました。
