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Dr.コトー診療所のmakoのレビュー・感想・評価

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)
3.6
《人を救って人に救われて、ずっと、ここで生きてきた。》
◎72点

原作: 山田貴敏の同名漫画。
2003年フジテレビで放送された連続ドラマ。2006年シーズン2。
16年ぶりに映画化。完結編だそうです。

【Story】
日本の西の端にぽつんと浮かぶ美しい島。本土からフェリーで6時間かかるその絶海の孤島に、19年前にやってきた五島健助 = コトー(吉岡秀隆)。以来、島のたったひとりの医師として、島民すべての命を背負ってきた。


Dr.コトーはリアルタイムでドラマ
を観てました。シーズン2まで観ています。なので登場人物の相関図も背景も知っています。
ドラマから観てる人の方がより楽しめると思いました。


夢を持って都会に出た少年。
厳しい現実にいつしか夢は…。
久しぶに帰ってきた故郷で人の温かさ、島の美しさを感じることができた。
父に本当のことが言えず帰れなかった故郷に帰り、憧れの先生との再会に原点に戻ることができた。

人の命を懸命に救ってきたコトー。
コトーもまた時代の流れにより、現場から後進の医師の指導をとの提案がなされる。
そんな折、島に近づく台風。
そして自身の体の異変。
結構盛りだくさんの内容でした。

神木君が出演していたので鑑賞しました。
神木君はドラマにも出ていて、大塚寧々の息子役で出演していました。本作でもチョイ役で出ています。
医者を目指していた剛洋役の富岡涼さんは引退していましたが、本作のために復帰されたそうです。

現在、日本はコロナ禍になって3年、未だ終息しておらず他人との接触、コミュニケーションがしづらくなっています。気軽に声をかけづらい状況になっていて、マスク生活により表情は読みづらい。
本作では人の温かさ、助け合いが描かれていて人間らしい生活が観れました。
現実も早くこんな生活に戻ってほしいなと思いました。

良い所もありましたが、クライマックスで思わせぶりな演出が鼻につきました。あと、映画化ということで盛りだくさんすぎなのもどうかなと思いこのスコアにしました。





観客 数えてません。
劇場鑑賞 #4
2023 #5
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