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Dr.コトー診療所のmarnimのネタバレレビュー・内容・結末

Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

2003年放送の第1期の連続ドラマから全て見ており、涙が枯れるほど泣いた大好きな作品。
本作は2006年の第2期ドラマから16年ぶりの続編という事で、封切りすぐに映画館で鑑賞している。
今月ロケ地である与那国島に行き、ロケ地巡りをしようと思うので、再度アマプラで鑑賞することにした。

第2期ドラマが終わってから、コトー先生と彩佳との関係、剛洋は医者になったのか?等々、その後のことがとても気になったままだったので、16年ぶりの続編は、ファンとしてはまさかという嬉しさであった。

キャストもドラマ時代全員集合という感じでとても感激した。
何より芸能界を引退した剛洋役の富岡涼は、この作品のためだけに期間限定の復帰をしたとのことで、その勇気と決断に拍手を送りたい。
サスガに桜井幸子は出てこなかったが……。

本作について言及すると、コトー先生と彩佳が結婚をしたというのは、ファンとしては嬉しかったが、剛洋が医学部を退学し医者を諦めたという、何とも残念なシナリオ!
個人的には一番見たくない展開であった。
劇中でも剛洋が医者になって戻ってくるのが島民全体の希望であり、ドラマから見ているファンの一人としてそれを楽しみにしていただけに失望してしまった。

そして、台風襲来からのドタバタがなんともエゲツなく、パニック映画を見てるかのようであり正直酷すぎ!
さらに、ラストがなんとも不可解で、剛洋は再入学?それとも復学?して医学部で勉強しているし、コトー先生は白血病から奇跡的に治って赤ちゃんを抱っこするわで、その経過を全てすっ飛ばして、強引に結論に持っていく手法はもやもやだけが残り、ファンの悲鳴が聞こえるのではないかという残念なものであった。
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