ずいぶん前から監督自らがTwitter上で
それこそ「あつく」語り、多くの方に観てもらう努力をされていて、その思いに絆されたのか
『あつい胸さわぎ』を鑑賞。
うん、いい映画だったと思う。
ミニシアターで観る良作。
元々お芝居で人気があった作品みたいね。
でもしっかりと「映画としての良さ」は出ていた。
ロケ地の和歌山の風景が最初は白い家並み等を強調したギリシャの島みたいな感じから、だんだんと日本の田舎の港町らしさに。ロケ地選びの勝利ですね。
冒頭から「バストトップ」のカットが多かったのは物語の流れから監督が意図して演出されていたのかな。それらが演劇と映画の「見せ方の違い」なのかな、とも思ったり。
個人的には配給元の事務所ではない『ケイコ目を澄まして』にも出演していたお二人、三浦誠巳さんと佐藤緋美さんが良かった。脇役陣が締まっている作品はそれだけで良い映画です。
今後監督の次回作が作られるのなら
その時にはまたお金を払って鑑賞しよう。
