試写で観てから少し時間経ったんですけど、劇場で改めて観たくて、足運びました。
鑑賞当時、近しい人の窮地に対して自分ができることは何なのか、救うという行為の傲慢さや残酷さとどのように向き合うべきかを考えまくっていた時だったので、この作品はかなり刺さりました…。
好きな人のために、自分はどこまでのことをしてあげられるだろう？？と自己犠牲精神も含めた気持ちで誰かを想ってしまう人にはぜひ足を運んでもらいたいです。
追記なんですけど、同性愛者が集まったときに俗に言うオネエ言葉を使う、というシーンがあって、あれってステレオタイプじゃねえのかなあ。本当にあんな感じになるのかなあ？っていう違和感が喉の奥に引っかかって取れなくなってます。もっとゲイカルチャーを勉強して改めて挑みたいと思う作品でした。
あと、メディア向けの資料だけだと思うんですけど、試写のときに今作およびLGBTにまつわる作品においての用語集とメディアガイドが配られたんですよね。そこまで真摯に当事者の方たちに向き合っている姿に、まず感銘を受けたことを伝えさせてください。
名作！！！
