当事者として観てきた。
ちょっとネタバレがギリギリかどうか分からないが、自分の思ったことをやはりシェアしたいのでオープン。
確かにエゴイストのタイトルのまま。
愛くるしさのある内容だった。
そこまでやらなくていいのに優しさのラインを過ぎて愛する人を想う余り、身勝手な自分がいるのを気付いているかどうかは分からない。
ある日大切な龍太(役)が亡くなったとき、日々愛し合った時や笑い合う時、2人で歩いたりするなど…のシーンを思い浮かび、自分の仮面を剥がれ、寂しさと悲しみと渦巻く感情が起きてどう受け止められたらいいのか途方に暮れていくところはホントに泣ける。
友達と共有するところはなかったのかな、と気になる。(実際、亡くなった当事者のことを共有することがあるみたいです)
でも、大事な人を大切にしたくゲイの自分に出来ることをやり尽くす姿を見て
浩輔の親、龍太の親、寂しさを埋めて健気でいるつもりで誤魔化した気持ちを聞いてくれながら、
どうにか報われたいと思っている浩輔が龍太の親を介護ケアする。
赤の他人にも関わらず、どうしても寄り添いたい浩輔さん(役)って凄いなぁ…と感じられた。
きっと家族を持ちたかったのかな、と何となく思う。
俺には好きな人がまだ居ないが、もし出来たら、今を2人で共有し合いながら生きるって考えておきたいと思う。
ゲイのみんなに少しは共感を得られる部分が大きいかなと。
(失礼なこと言って申し訳ないですが、女性のほうには多分、若干理解できない内容かな?と正直に思ってます💦)