まだ帰らないで
誰も不幸じゃないしかといって誰も特別幸せにならない話。
エゴイストなのは主人公だけなのかそれとも.......と疑いながら鑑賞。
前半はセックスシーンの多さにちょっと驚いた、個人的にはずっとああじゃなくて安心した。
主人公は今まで持っていたエゴイストと言う言葉のイメージを払拭するような人柄で。
受け手との相性もあるのかな.......愛だと言ってくれた事、自慢の息子だと言ってくれたことでエゴがエゴじゃ無く正当化されたような気持ちになってなんだか私がほっとしてしまった。
天国を信じるかどうか、遠くない未来1人残された彼は天国を信じたくなったのかな。
話の内容とはズレますがありえないくらい画面酔いして途中劇場を出ようか本気で悩んだ。
三半規管の弱い人は気をつけて鑑賞して欲しい。