映画館で見るべき作品だった。
基本的に引きの絵がほとんどなく、登場人物の顔が大きくダイレクトに映るので感情がこっちまで届きやすく胸がぎゅぅぅぅううとなるようなことが多かった。ドキュメンタリータッチなのも印象的、それが尚更リアルを演出しているんだけど最初ちょっと酔ってしまった自分を責めたい………
私は最初、浩輔が龍太(の母)のために毎回お土産を用意してたり、龍太にお金を渡してたりした時、これ龍太はどう思うんだろう？たとえ自分よりも歳上でも経済的に厳しくても恋人からお金を貰ったりするなんてなんか嫌じゃないか、、？自分だったらなんか自立してないように思われて嫌だなぁって思ってしまった……最後まで見た時、そう思ってしまう自分は悲しい人間だなと思ってしまった……
この物語に『エゴイスト』ってタイトル、すごいなぁ
自分は人のために何かしたいとは思うけど場合によっては初めにこれ自己満足じゃない？と思うことがクセになってる気がする。
そんなこと考えなくていいのかな、それを愛と思ってくれる人もいるなら。
BLかどうかなんて関係ないね、人と人の愛とは？
考えさせられる作品だった。
鈴木亮平はもー天才すぎて、、、ちょっと彼の素晴らしさを形容できるボキャブラリーを持ってない自分が悔しい、、、
氷魚くんの龍太も浩輔に負けず劣らず、ピュアな少年素晴らしかった。
唯一笑えたのがゲイの飲み会（笑）
カフェのケーキのくだりは特に面白かったな〜（笑）
