2023年6本目
前半は鈴木亮平と宮沢氷魚の出会い、後半は鈴木亮平と阿川佐和子の交流。
職場の撮影スタジオではオネエ言葉、ゲイ仲間との飲み会、母の命日には房総の実家の仏壇へ。鈴木亮平のキャラクターに引き込まれ、流石のカメレオン俳優。
パーソナルトレーナーとして出会う宮沢氷魚。キスが上手い。R-15でベッドシーンがしっかり多い。
阿川佐和子が素晴らしい。主役の鈴木亮平を引き立てるセリフが心にしみる。
母を亡くした鈴木亮平が親孝行をしているのか、大切な人を亡くした者同士が心を寄せているのか、与える愛は自己満足のエゴなのか。「人は死んだら天国に行くのか」という普遍的なテーマで、観る人それぞれの解釈で心を打たれる。
ゲイのベッドシーンに敬遠していたが、高評価なので映画館へ。中盤で吐き気がして退出したかったのは、カメラワークで画面酔いだったようだ。