エゴイストのohのネタバレレビュー・内容・結末

前半、浩輔さんと龍太の脈アリか探ってる感じから体を重ね、一度は姿を消すけどくっつく過程をﾆﾁｬｱってしながら見てたら、怒涛の後半でめっちゃ泣いた。
カメラワークはずっと手持ちiPhoneって感じで酔いました。定点カメラも使え。
龍太、お前が死ぬんかい！！って思ったけど、ずっと不穏な空気は感じてたからそうか…と割とすぐに納得してしまった。

エゴイスト(利己主義者)ってタイトル、あらゆる意味を含んでてスゴい。
お金を含まないと恐らく繋ぎ止められなかった関係だけど、それに龍太は救われていたし、実際お金は受け取り続けて助けられていた。そして、お母さんも折れた形でお金を貰ってたけど、病気してたし助かっていた。浩輔は自分のために愛情を金銭や物に替えて与え、中村親子はそれに甘んじてて、皆ある種のエゴイストなのかな、と感じました。
でも愛であることには変わらないし、お金は生きていく上で必要だから、歪さに目を瞑ればいい関係なのかも。