シナリオもキャラクター設定もステレオタイプだけど、それが話のわかりやすさに繋がってましたね。演者と演出の本気が、この映画を非凡なものにしたと思います。
宮沢氷魚は同じような役だった「his」からさらに存在感が強くなってて、替えのきかない役者になりそう。というか、もうなったかも。
鈴木亮平ハマりすぎ。
阿川佐和子さん、さすが。
恋愛、同性愛、親子愛について語った映画だと思うんですが、個人的にはギブアンドテイクの関係性というか、アンバランスが気になった作品。
浩輔と龍太がそれぞれ、何を与えることができ、何を奪われたのかな、と。お金あるからって多く与えられるわけじゃないよね。
ミニマリストしぶさんが話していた「貧しい家は物を多く、豪邸は少なく」のセオリーが発動してました。