このレビューはネタバレを含みます
『EGOIST』
このタイトルが全てだった。
主役2人の対象的な演技がいずれも素晴らしい。
鈴木亮平の憑依ぶり。TPOによって使い分ける言葉や仕草、葬式の泣き崩れて立てないシーンになどあげるとキリがない。
宮沢氷魚の表情の豊かさどうなっちゃってんの。普通に惚れるわ。
マンションから帰る龍太の表情から、もしかしてこの子は騙してるんじゃ無いかと思って観ていた。それが喜びと葛藤がないまぜになったものだと分かるとこれまた唸らされた。
ブレまくるカメラ、手もとのアップ、演出も良い。
浩輔がずっと抱えてきた問い、ラストで答えが見えた気がした。
