『エゴイスト』（2023）
14歳の時に母を亡くした浩輔は、田舎町でゲイである本当の自分を押し殺して思春期を過ごし、現在は東京でファッション誌の編集者として働きつつ自由気ままな生活を送っている。そんなある日、浩輔は母を支えながら暮らすパーソナルトレーナーの龍太と出会う。浩輔と龍太はひかれ合い、時には龍太の母も交えて満ち足りた時間を過ごしていく。(映画.comより引用)
安易に消費になることを避けたくて、少し慎重になりながら鑑賞。
宮沢氷魚はこういう役が合う。「さよならマエストロ」は…
そして鈴木亮平はすごいの一言。毎回彼を見る度に思ってる気がする。仕草のトレース力が高すぎて、役所広司と同じくらい凄まじい領域。
これこそ役者の良さを活かせている作品だな。
かなりの濡れ場の数で前半は脱いでる事のほうが多い印象。インティマシーコーディネーターの方はやはりいらっしゃったようで安心しました。(逆にこの作品にいなくてどうすんねんという脳内ツッコミはありましたが)
自分が浩輔の立場だったら同じことをしてしまうかもしれなく、後半は見ていて辛かった。自己満と愛の境目がわからなくなりそう。
2024-147
