まこと

女囚さそり けもの部屋のまことのレビュー・感想・評価

女囚さそり けもの部屋(1973年製作の映画)
4.0
梶芽衣子主演さそり3作目
死んだ女の亡霊が私に取り憑いたんだよ

脱獄に成功したさそりは警察の手を逃れながら生活していたがその周りでは苦しめられている女達が…
女の怨みが牙を向く

前作までとは打って変わって外での話メインになりドラマ的要素がプラス 
前作よりさそりがよく話す気が
そもそも前作は2言しか話してないしそれはそうか

演出と絵作りがとにかくかっこいい
地上と下水道でのマッチでのやりとり 
下水道に逃げ込んださそりを追い詰めるために油を大量に投入してからタバコの吸い殻を投げ捨てる刑事

指名手配犯の紙と地下鉄の線路を重ね合わせた映像から電車内へ切り替え、座ったおじさんの新聞を写し、新聞が下にずれるとヒロインのさそりが現れる
刑事と車両間での逃走劇
手錠をかけられドアに挟まった刑事の腕をナタで切り、手錠についた刑事の腕をぶら下げながら街中を駆けるさそり 
そしてタイトルバックがデーン!! 
オープニングからさそりの世界へ一気に引き込まれました

このシリーズ最高に好き
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