【映画の膨張/世界の映画に見る感情の爆発】(1952〜1957)
ダグラス・サークと各地の感情の爆発的メロドラマ。
エジプト、インド、中国、日本、ブラジル、メキシコそしてアメリカ。
メソッド演技の確立。爆発から圧縮へ。
衰退していく英国。羨望と失望。
一方でエロエロのブリジット・バルドー。
欧米以外の作品がたくさん出てきて新鮮。知らないものばかりで勉強になる。
最後にブリジット・バルドー出したの脈絡なさすぎて笑うけど、ぼくも大好きなのでOKです!!👍
★気になった作品と人
「カイロ中央駅」(1958)エジプトのメロドラマ。アフリカの最初の傑作。
浮気現場に出くわすシーン、男と軋む車輪。
「紙の花」インド映画。ヘアライトがなくてくらい。この頃から音楽がインド丸出し。
歌がいっぱいなのはインド映画のルーツが演劇だから。
今でも街全体がフォトジェニック。
30年代のインドの神話映画とか、ネオレアリズモに先立つ映画とかめっちゃ気になるけど、名前が出てこない。
サタジット・レイの「大地のうた」。リアリズムとモダニズム。「女神」では監督が台詞を朗読して子役に教えていた。
「マザーインディア」華やかな結婚と結婚後の現実としての泥水
中国のシェ・チン監督「舞台の姉妹」欧米よりもアフリカやインド的なメロドラマ。
文革によって糾弾される。
メキシコのフェルナンド・フエンテスが「ドニャ・バルバラ」を発表。貧富の格差と女性の苦悩。乱暴されるヒロイン。
ダグラスの「天はすべてを許したまう」
ケネス・アンガーの「花火」を見てコクトーはファンレターを書いたそう
「マーティ」モテない男の悲哀
「赤い河」旧世代に対する新世代の逆襲。
イギリス、リンゼイ・アンダーソン「オー・ドリームランド」。社会派作品。