都麦

マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説の都麦のレビュー・感想・評価

3.2
16:00〜の『モリコーネ』を鑑賞していたのですが、後席のオバチャンのいびきがうるさすぎて、自分がずっと楽しみにしていたエンリオ・モリコーネのドキュメンタリーをこんなオバチャンのいびきに邪魔されてたまるかと思い退出。さよなら、僕の1500円チケット。その後すぐに『マリー・クワント』が開場したのでチケットを購入。こんにちは、僕の1500円チケット。

“Be free, be yourself.”
戦後、未来への活力あふれる英国の若者を一世風靡したマリー・クワントの生き様についての映画。ファッションというより90分間観ていたそれは彼女の人生哲学だった。人生哲学を話しているわけじゃないのに人生哲学が見えるドキュメンタリー映画はきまって良い映画なのだ。

セリフと音楽、リズム感のあるカットチェンジで彩られる心地よいスタート。その数秒がファッション・ブランド“マリー・クワント”そのもののようだった。

The Beatlesで踊り、ミニスカートを履く、60年代の英国ガールはどう考えても最強。

ファッション誌や広告に黒人モデルを起用するのも、つけまつげも、all-in-oneになったパッケージ式の化粧品も、そしてミニスカートも。ぜんぶぜんぶマリー・クワントのお茶目なアイディアとそれを守ろうとする人から始まったもの。

ずっと5歳サバ読んでたとか、商品開発では絶対に引かないところとか、彼女の生き様には彼女の恐怖と自信が背中合わせだったように見えたな。

『プラダを着た悪魔』のレビューでも書いたような気がするけれど、今ファスト・ファッションについて我々が考え直すタイミングが来ているよね。
Buy better, buy less.
まあそんな俺が今日、あ、ちょっとまってネギラーメン来たからまた後から。
〜完食〜
まあそんな俺が今日お気に入りのシャツの中にひっそり忍ばせていたのはユニクロのタートルネックなんですけどね❗️

てかお客さんみんなオッシャレ〜で、ほんと、なんかたまに寝起きのパジャマのまま映画館行くこととかあるんだけど、ほんと今日まともな服着てて良かったと思ってゾッとした。
隣のお姉さんがめっちゃかっこいい感じにコート折ってたからそれ真似した。自分が可愛かった。

○日記
いえらぶがめっちゃ草だっだ日。そして今日はこれからのぶくん菜々子と吉祥寺ー!2度目の裸足いざいかん。
都麦

都麦