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マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説のcーfilmsのレビュー・感想・評価

3.6
ピョンピョン飛び跳ねたくなるような、少女時代の自由さそのままの軽やかでキュートなマリー・クワントの世界。その訃報を受け鑑賞。ご自身、美人というわけではないけれど、素敵にミニスカを着こなし、前で守って後ろで支えてくれる陽気なご主人と良き家庭も築きながら、「ウーマンリブを待ってなどいられなかった」とパワフルに働き、「ファッションは飾りではなく、人生」と熱く語る。強く、でもしなやかな人物像が浮かび上がる。ライセンス契約で製造販売されている商品って、微妙なものが多い気がするが、マリー・クワントの商品は、本来のブランドイメージとのズレが少ない(2011〜12あたりでファッションは少し変わった気がする)。できれば、その源流を引き継いだ日本企業の言葉も聞いてみたかった。
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