ろく

カムイのうたのろくのレビュー・感想・評価

カムイのうた(2023年製作の映画)
3.0
全国のミニシアターに行きたい。

ということでプチ旅行がてら2024年に出来たミニシアター、小田原シネマ館を見に小田原へ。

北千住からロマンスカーに乗っていざ小田原。GWだけどかなりガラガラ。あれどうした?ロマンスカーで北千住から一気に行けるのは便利だなぁ。北千住でお弁当、少しのお酒を購入。

小田原11時到着。あいにくの雨。全くなんなんだ。とりあえず地下街に。地元の人がいるいかにもな地下街。絶妙なさびれ具合がいい。

そして目指すは小田原シネマ館。まだ出来たばかりだからだろうか、トイレも綺麗(川越スカラ座との差ね。あれはあれで好きなんだけど)。

映画館に入ると上が蛍光灯だった。珍しい。まるで大学生の映研上映会を見に来ている気分になる。椅子はふかふか。いい感じ。

映画は一切の予告なし。地元小田原のお店PRの後はすぐ映画が始まった。新鮮。

映画に関しては……うーん結論ありき映画だなぁ。でもこんな映画を一生懸命映そうとするこの映画館に親近感。ミニシアターは僕らが決して見ない「メッセージ性の高い」映画をかけてくれる。それによってますます採算度外視になってしまうときがあるんだけどね。

映画としては島田歌穂さんのユーカラが良かった。島田さんもともとアイヌだったんじゃないかと思うくらい馴染んでいる。

映画終わってミナカ小田原へ。14階に足湯があるのでそこに入る。あいにくの雨で屋根があっても雨が入り込む。くそ、なんなんだ。

食事は小田原名物、小田原おでん。小田原はかまぼこの名産地だからこそのおでん。だけど名物になったのは2000年を超えてかららしい。旨いからなんでもいいや。薄味が優しくて好き。

全国のミニシアターが元気でやれますように。こんな新しいミニシアターがいつまでも元気でやれますように。
ろく

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