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ロッキーVSドラゴ:ROCKY IVのshibamikeのレビュー・感想・評価

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)
3.5
柴三毛「いらっしゃいませ。」
ロッキー「悪い鳥が1羽欲しいんだけど、ある?」
柴三毛「悪い鳥…ですか?少々お待ちください。」
(数分後)
柴三毛「お客様、申し訳ございません、当店にはこちらの鳥しか置いていないのですが、いかがでせうか?」
ロッキー「(鳥を見る)…これ悪い鳥じゃなくて、…エイドリアーーン!(ええ(良い)鳥やん)」

FIN.
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自分はロッキーシリーズに1ミリも想い入れがなく、本作がオリジナル作から大幅編集されたとか言われても、オリジナル作をそもそも見たことがないので、果たして良くなったのか何が変わったのかもさっぱりわからんという、まぁいわばロッキーシリーズの門外漢ですわな🥊。
だけど、Filmarksにて色んな人のレビューを読んでいたら想い入れたっぷりで熱い人が多く、胸打たれた。本当にみんなロッキーとともに年を取ってきたという感じで、学生時代の苦しい時も社会人になってからの辛い時も、色んなときを多くの人がロッキーシリーズを見て、勇気を奮い立たせて今日まで生きてきた。と思うとシルベスター・スタローン大したもんですわな。
俺たちのカウントはまだ10を数えちゃいねぇ!
いつまでも立ち上がり続けたいものである。

門外漢である自分に本作の細けえこたぁわかりませんっした。
でも鑑賞後、これだけはわかった。
"我々は「虎の目」の男になりたい"
これであるよ(eye of the tiger とかいう歌も流れてたし)。
自分は日頃「虎の目」どころか「エロの目」なのだけれども、このままじゃいけない、と真剣に考えさせられました。…あ!ミニスカのお姉ちゃん!パンツ売ってくれ!2万円っ!

ストーリーは脇毛剃れん(ソ連)の殺人ボクサー「ドラゴ」と我らがイタリアの勃起種馬「ぼっk…ロッキー」が闘うというお話。
このメインバウトの前にぼっk…ロッキーの親友であるスーパーモンキーズ…あれ?…安室?…あれ?…あっ!アポロ!…親友のアポロがドラゴと対決してギッタンギッタンのメッタンメッタンにやられるのだけど、そんなことよりもこのドラゴvs安室戦のオープニングイベントにまさかのソウルブラザーNo.1のステージが繰り広げられ、劇場で「(け…KKMXさん!JBがこんな所にも…!ウッ!ヒミッ!)」と思わずにいられなかった。

本作、自分が一番惹かれたのは「戦う男と加齢」みたいな部分。
これは男女問わず全人類それぞれがどっかしらでブチ当たる人生の問題であると思う。
いつまでも若いつもりではいられない。でもそれって大人しくすっこんでろってこと?いやそんなバカな。などなど色々な意見があるだらうし、正解もないでせう。
しかし、とにかく本作でスタローンは「ワシの答えはこれじゃ!」と炎の右ストレートを我々にお見舞いしたのであった。

諦めない。立ち上がる。敗者復活。虎の目。
男が熱くなる男、さういうお話でした(男男男言ってるけど、劇場には一人参戦の女性も少なくなく、情熱で熱々のマンコを持った雌戦士達がこの日本には存在しているということも特筆しておきます)。かしこ。

上映が終わり、明るくなった場内。受付カウンターでスタッフ数名に対しパワハラ言動を行い、終わりつつある夏の吉祥寺を帰った。


ロキ三毛 拳の一句
「リングでは 拳で語る ものだよね」
(季語:拳→ぶし→かつお節→温かい食べ物の上で踊る→外国人はこれが怖いらしい→信憑性怪しい→陰謀論→冬)
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