calinkolinca

イチケイのカラスのcalinkolincaのレビュー・感想・評価

イチケイのカラス(2023年製作の映画)
-
このドラマは別にアクションがあるとかじゃないので、2時間ドラマでもいい気がしたけど、飄々とした主人公、入間みちおと真面目で猪突猛進な坂間千鶴のふたりの裁判官の喧々諤々なやりとりが大好きなので観に行ってきました。
岡山に転勤になり、相変わらず飄々と裁判官を続けるみちお。彼が担当した事件はイージス艦の沈没事件。時を同じくして、隣町に弁護士として赴任してきた千鶴は同じく弁護士の月本信吾と、その街の水質汚染について調査する。
まるで関係がないと思われたふたつの事件はやがて重なり合い、ひとつの死をきっかけにみちおと千鶴はある真実にたどり着くことになる。
やり合うみちおと千鶴の間で嬉しそうに笑ってる小日向文世さんが好きだったので、出番が少なくて残念でしたが、映画から登場の斎藤工さん、向井理さんがかっこよかったので無問題です。
相変わらず掴みどころがないのに真実からけして目をそらすことがない入間みちお、竹野内豊はやはりかっこよかったです。映画では千鶴がかなりみちおに影響を受けて突っ走っており、黒木華さんのアツさみなぎる演技も見応えがありました。
ファン向けの映画だとは思いますが、法廷でのシーンはやはり見応えがあり、みちおのひとことひとことが胸にしみました。
この調子でシーズン2にも、期待。
calinkolinca

calinkolinca