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イチケイのカラスのタジのレビュー・感想・評価

イチケイのカラス(2023年製作の映画)
4.1
年明けから仕事が多忙でようやくゆっくりと週末を過ごせています🍵
ドラマも大好きだった劇場版の『イチケイのカラス』を劇場鑑賞‼️裁判官入間みちおの強権発動と正義感が溢れている坂間千鶴のコンビが裁判官として、法律で被害者に事件の隠された真実を明かしていくストーリーです。
イージス艦と衝突する事故のシーンから始まり、自動車事故や傷害事件、大きな企業の工場排水の問題から被害者家族の訴えまで全ての事件が隠された真実を導き出す展開は、謎解きの感じで楽しいですね。
好きなシーンは、「悩んで、悩んで、悩み抜いてください。」という、入間みちおの温かい優しい言葉のシーンですね。全編通してコミカルなキャラですが、あの温かさに惹かれますね。
もう一つも、入間みちおの言葉から「法律は社会の約束、そこから取り残されたひとやこぼれ落ちたひとたちがいる。その人達を救うために法律がある。」
実際に大きな企業の工場は、雇用だけでなく多くの飲食や生活にが関わる需要を生んでいて、そこに携わる仕事をしている人には切っても切れない関係になっていると思います。依存と共存、黙認、ねじ曲げられた事実はきっと自分の近くの町でもあることかもしれないと思います。
ネタバレになるため、ここまでにします。少し書き過ぎたかもしれません、、、。
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